初心者必見!これでもう迷わないワカサギ釣り!

冬の風物詩として古くから親しまれているワカサギ釣り。だれにでも挑戦可能で気軽に始められるので、ワカサギ釣りはファミリーフィッシングにもピッタリ。でも、ワカサギ独特の繊細な釣りはベテランもハマる面白さを持つ。そんな釣り人を長年とりこにするワカサギの釣りを余すことなく紹介していきます!

初心者必見!これでもう迷わないワカサギ釣り!

ワカサギ釣りについて学ぼう!

ワカサギ釣りってどんな釣り?

ワカサギ釣りってどんな釣り?

例年、冬が訪れるとニュース番組でも報道されるワカサギ釣り。TVを観てみると…湖面が氷結した氷上で、穴を掘って釣りをしたり、テントを張っている光景が…。ワカサギ釣りって結構、ハードルが高そう!?と思っている方もいるはず。でも、釣り場によっては桟橋の上から釣る場合や、暖かいドーム船に乗ってそのまま湖面へ移動。そのまま釣りができたりする超お手軽仕様の場所もある。

実は秋からワカサギフリークは糸を垂らしている。

冬の釣りの代名詞のように言われてはいるが、実は秋からワカサギフリークは糸を垂らしている。釣り方自体も市販の仕掛けにエサ(紅サシなど)を付けて誘っていくだけでOK。ワカサギの群れが大きければ、いっぺんに2尾、3尾…と複数のワカサギが掛かり、だれでも数釣りが楽しめるのだ!

ワカサギってどんな魚?

ワカサギってどんな魚?

キュウリウオ目キュウリウオ科の魚で、漢字では「公魚」と書く。春に産卵して一年で生涯を終えるものも多いが、2年目も生き続けて大きくなるワカサギもいる。サイズは10~15cm前後まで成長し、食べて美味しい人気の魚だ。釣りの旬は冬となり、ワカサギの解禁日になると大勢の人が釣りを楽しむ。また、食味としても一番臭みがなく美味しいのが冬で、いろいろな調理方法で食べられている。

ワカサギの生態と習性

ワカサギの生態と習性

ワカサギは、海へ降って成長し秋に河川をさかのぼって産卵するものと、河川と湖だけで生活する陸封型がいる。そして、群れで動物プランクトンなどを捕食しながら回遊する生態を持つ。基本的な習性として、日中は深場などを回遊し、暗いうちに浅場で捕食活動することが多い。そのため、釣りの時間帯となる日中は深場のどの水深を回遊しているかを探ることが釣りをする上で重要になってくる。

ワカサギが釣れる場所

ワカサギが釣れる場所

元々は冷水性のため太平洋側では霞ヶ浦以北、日本海側では島根県以北や北海道など寒い地域に多かったが、現在は全国各地の湖沼に分布。釣り場としては、関東では山中湖や高滝湖、関西では津風呂湖や東条湖といった自然湖やダム湖が有名スポット。ほかにも東北の桧原湖や群馬県の赤城大沼などは、湖面が氷結するため氷上の穴釣りが楽しめる。

これだけは揃えよう!ワカサギ釣りに必要な道具と装備

これだけは揃えよう!ワカサギ釣りに必要な道具と装備

昨今はワカサギ釣りをより手軽にしてくれる釣り道具がたくさんある!必要最低限の道具から、もっと気軽に数釣りが楽しめる超便利なグッズまで盛りだくさんに解説。あれがあれば…という不安も解消できる、いま流行りのアイテムも紹介します!

ワカサギ専用のロッドとリールをまず揃えよう

ワカサギのタックル

ワカサギ釣りで使用するロッドとリールは年々進化しており、現在ロッドは穂先だけのものと、リールは電動で自動に巻き上げできるものが主流となってきている。繊細なワカサギのアタリを取るために穂先は柔らかく粘りのある20~30cmくらいのものが多い。それぞれ長さや柔らかさなどが違うものが各種出ているので好みのものを選ぼう。

ワカサギ専用のロッドとリールをまず揃えよう

電動リールは手元で巻き上げをワンタッチでオンオフ可能。さらに巻き上げる速度まで調節できるので数釣りをするには最適なアイテム。こちらも各種様々なものが出ているが、手返しの良さが重要になるワカサギ釣りのため、自分の手に合ったフィット感の良いものを選びたい。最近はPCで使用するマウスのような形のマウス型の電動リールが人気だ。

ナチュラム厳選!おすすめ穂先(ロッド)!

プロマリン(PRO MARINE)

PG わかさぎショット 40

オススメ度:
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シマノ(SHIMANO)

レイクマスター エクスペック(Lake Master EXPEC) M00E

オススメ度:
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クリスティア ワカサギ HG TYPE C サクサス 39BA SS
迷ったらコレ!

ダイワ(Daiwa)

クリスティア ワカサギ HG TYPE C サクサス 39BA SS

オススメ度:
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ナチュラム厳選!おすすめリール!

プロックス(PROX)

攻棚ワカサギモータードライブEC

オススメ度:

棚取り楽々のカウンター付モデル!パワフルで安定した巻上。ジョインターも付属でコンパクト収納

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クリスティア ワカサギ CRS+
迷ったらコレ!

ダイワ(Daiwa)

クリスティア ワカサギ CRS+

オススメ度:

釣果UPに「名人誘いスイッチ」搭載で豊富な誘いパターンが設定可能な高機能モデル!

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シマノ(SHIMANO)

24レイクマスター CT-ET S ブラックGR

オススメ度:

スピードシフト機能搭載で切り替え楽々。自重90gでストレスフリーで楽しめる一台

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ワカサギ用のライン、仕掛け、オモリを用意しよう

ワカサギ用のライン、仕掛け、オモリを用意しよう

ワカサギで使うラインは繊細なアタリを取るため細いものが主流となっている。使用するラインは、感度に優れるPEライン、扱いやすいナイロンライン、感度と張りがあるフロロカーボンラインの3種類に分かれる。それぞれ0.2号前後の太さのものがよく使われる。そしてワカサギ用の仕掛けは、ハリが5~6本付いた胴付き仕掛けと呼ばれるものが一般的。その仕掛けの一番下に0.5~3号くらいのオモリを取り付ける。オモリは釣り場の水深によってサイズを使い分けていこう。ここまでがワカサギ釣りで必要最低限の装備となる。

ナチュラム厳選!おすすめワカサギ用ライン!

PE-HSワカサギX4 60m
迷ったらコレ!

プロックス(PROX)

PE-HSワカサギX4 60m

オススメ度:

PE最安値の純国産PEライン!繊細な釣りだからこそライントラブルは避けたい。しっかりしたコシと滑りの良さで糸絡みも激減!氷上など低気温時には不向き。

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ダイワ(Daiwa)

クリスティア ワカサギ PE III 30m

オススメ度:
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シマノ(SHIMANO)

ワカサギマチック EX4 PE 60m PL-W40K

オススメ度:
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ナチュラム厳選!おすすめワカサギ用の仕掛け!

ダイワ(Daiwa)

クリスティア 快適ワカサギ仕掛けKK 速攻 マルチキツネ型 赤留

オススメ度:
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湖翔ワカサギ 瞬貫わかさぎ 秋田キツネ型 6本鈎
迷ったらコレ!

ハヤブサ(Hayabusa)

湖翔ワカサギ 瞬貫わかさぎ 秋田キツネ型 6本鈎

オススメ度:

幹糸・ハリスの長さとバランスが絶妙!多点掛けもしっかり掛かるので数釣りに最適の人気No.1仕掛け。

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バリバス(VARIVAS)

バリバス ワカサギ仕掛け 桧原MAX 6本鈎 新秋田狐かねり

オススメ度:
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ナチュラム厳選!おすすめワカサギ用のオモリ!

ダイワ(Daiwa)

クリスティア ワカサギシンカー2 R

オススメ度:
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ストライクシンカー
迷ったらコレ!

カツイチ(KATSUICHI)

ストライクシンカー

オススメ度:
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オーナー針

ワカサギ時短オモリ

オススメ度:
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あると便利なグッズ&安全装備

あると便利なグッズ&安全装備

ワカサギ釣りはいかに手返し良く数釣りできるかが、釣果の分かれ目となる。そのため電動リールといった進化したワカサギ装備が最近の主流になっている。そして、さらに手返しを良くするため今流行っているアイテムは、ワカサギ水槽&ワンタッチのワカサギ外し。これは、ワカサギ外しに釣れたワカサギを通すだけで、そのまま水槽へキープしてくれる優れもの。それぞれ別売りのものが多いが、この2つを揃えておけば数釣りのための速度が大幅にアップするはずだ!

他にも深場を回遊するワカサギのタナが分かるハンディ魚探、仕掛けのセッティング時の絡み防止用のワカサギアンテナ、タナの水深が素早く分かるタナカウンター、電動リールを置けるマルチテーブル、釣れたワカサギを新鮮に保つためのクーラーなど、様々なワカサギ用の便利グッズがある。ワカサギ釣りは厳寒期を中心とした寒さとの戦い!防寒用品、ワカサギテントなど寒さを凌ぐ為のアイテムは必須。そして最後にいざという時のためのライフジャケットは欠かさず揃えたいアイテムだ。

ナチュラム厳選!便利なグッズ&安全装備!

デジタルカウンター

タナカウンター

デジタルカウンター
クイック連結テント

ワカサギテント

クイック連結テント
ポケット三脚3

ロッドホルダー

ポケット三脚3
クリスティア MC S850

クーラーボックス

クリスティア MC S850
クールラインα3 SU1000X

クーラーボックス

クールラインα3 SU1000X
クールラインα3 TS1000X

クーラーボックス

クールラインα3 TS1000X

ワカサギを釣ってみよう!

ワカサギを釣ってみよう!

専用の竿(ロッド)、リール、仕掛けを使えばだれでも簡単にワカサギ釣りにチャレンジ可能!でも、数をより釣るにはコツがある!その基本的な釣り方と、ちょっとした数釣りの秘訣を紹介していきます!

まずは仕掛けをタナまで落とし込んでいこう!

まずは仕掛けをタナまで落とし込んでいこう!

ワカサギの釣り方自体は簡単で、まずは底まで仕掛けを落とし込んでいく。そして、底から巻き上げていくことで釣れるタナを合わせていく。船長がいるドーム船などでは、ワカサギがいる水深の層を「底から10m」とか「底からリールを10回巻いて」といった具合に教えてくれるので、それに合わせていこう。桟橋やボート釣りで船長がいない場合は、ハンディ魚探やカウンター付きのリールなどで水深を合わせていく。しかし、そういった便利グッズがない時でもまずは底までオモリを落とし、それから仕掛けを上へ巻き上げていってタナを探っていけばOKだ!

タナから軽くロッドを上下させながら誘っていく

タナから軽くロッドを上下させながら誘っていく

ワカサギの誘い方は、オモリが底に着いてから10cmほど巻き上げ、ロッドを上下させながら誘っていく。これを3回くらい繰り返してエサが漂うようにするのが基本。もし釣れているタナが分かっている場合は、底まで落とさなくてもOK。そのタナでロッドを上下させて誘っていけば大丈夫だ。また、釣れる誘い方はその日によって変わってくるので、基本の3回の誘い以外にもいろいろと試し、自分なりのパターンをつかんでいくのも楽しみの一つだ。

アタリは繊細!穂先が動いたらアワセよう!

アタリは繊細!穂先が動いたらアワセよう!

アタリの取り方はロッドの穂先の動きで判別する。ロッドを止めているとピクピク…と動いたり、グッと入り込んだり、逆に上へ喰いあげるといったパターンもある。また、ワカサギの群れが多かったり活性が高い時は、仕掛けを落とし込んでいる最中にロッドが入り込んだり、逆に軽くなる場合もある。何かしらの違和感があれば、ロッドを軽く上げてアワセていこう。口が弱い魚なのでアワセは軽くてOKだが、すぐにハリを吐き出してしまうので素早くアワセを入れていこう。

巻き上げすぎには要注意!釣りの際の注意事項

巻き上げすぎには要注意!釣りの際の注意事項

ワカサギが掛かったら電動リールで一定のスピードで巻き上げていこう。この巻き上げが一定速度ではない場合や、止めてしまうとバラシの原因となりやすい。また、巻き上げすぎると仕掛けがロッドのガイドへ入り込んだりしてしまい、トラブルの原因となってしまうので注意しよう。その他の注意点として、釣り人が多い場合などは場所の取り過ぎや、仕掛けのおまつり(糸が他の釣り人と絡むこと)の際にはお互いに謝意を示すといったマナーには気を付け、楽しい釣りを心掛けよう。

より具体的な釣り方のポイント!

より具体的な釣り方のポイント!

詳しくは上記で記述した通りだが、要点をまとめるとこの手順を意識してワカサギ釣りにチャレンジしてみよう!

ラインの結び方

ラインの結び方

仕掛けにはヨリモドシやスナップ付きのものが多く、そこへラインを結ぶかスナップなどにあらかじめ結んでおこう。ラインの結び方でおすすめなのは、結びやすく強度もあるクリンチノット。ヨリモドシなどの輪へラインを通し、折り返した先端をラインへ5~6回巻き付けてからヨリモドシとラインの輪へ通し、さらに大きくできた輪へ通して余分なラインをカット。一度覚えれば簡単に結束可能なので、ぜひ試していただきたい。

エサの付け方

エサの付け方

使用する基本的なエサはサシと呼ばれるもので、白い色をした白サシと赤い色の紅サシがある。これを仕掛けのハリ1本ずつにセットしていく。基本パターンは、ハリにチョンと掛けたサシの下をハサミでカットする方法と、ハリや魚が大きい場合は一匹ごと通すように刺していく方法。しかしエサが大きい場合は、写真のように2本のハリにサシを上下に取り付け、真ん中からハサミでカットしていこう。

釣ったワカサギを美味しく調理!サックリ食感の「ワカサギの天ぷら」

ワカサギを美味しく調理!サックリ食感の「ワカサギの天ぷら」

古くから美味とされ、食されてきたワカサギ。特に釣りたてのワカサギはクセが少なくどんな料理にも合いやすい。ここでは定番のワカサギの天ぷらを紹介。より美味しくいただくための下処理にもご注目ください!

▼ より具体的な料理の方法についてもっと詳しく知りたい!という方はこちらの記事へ

まとめ

これだけは覚えておこう!
ワカサギ釣りは他の釣りにはない釣りが楽しめる
季節は冬がメインも秋でも楽しめる
場所は氷上以外に、桟橋やドーム船もある
釣る時はタナ(魚のいる層)を意識することが重要
エサは生エサを使う
ワカサギは臭みがなく美味しい

いかがでしたでしょうか?ワカサギ釣りは、ワカサギ独特の繊細な釣り方であるため、ベテランもハマる面白さがあります。また、氷上以外でも桟橋やドーム船に乗って釣れる場所もあり、誰でも、ファミリーでも、気軽に挑戦できる釣りですので、少しでも興味を持っているなら、ぜひ、はじめてみてください!

他の魚も釣ってみよう!

協力:ルアーマガジンソルト編集部

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