豪快でさわやかな香りが引き立つ「スズキの香草焼き」を食す!
シーバスはゲームフィッシングとしてリリースされること多い。食味的にも、都市湾内や都市近郊河川内のシーバスはニオイがあり、敬遠する人も多い。しかし、水のきれいな場所や、沖のシーバスは高級魚として扱われていた経緯もあり、調理方法次第では上品で美味しい白身の魚としていただける。ここでは独特の匂いもさわやかに、さらに豪快な一尾丸ごとの香草焼きを紹介!
古くからスズキの洗いなど、旬の味として人気だった魚
シーバスは日本名にしてスズキ。そして、そのスズキは古くから高級魚として人気だった魚。旬とされているのが、産卵あとの体力が回復した夏。もともと淡白でクセの少ない白身なので、刺し身や塩焼き、潮汁にムニエルなど多彩な料理に用いられる。特に有名なのが氷水で締めた洗い(あらい)で、旬の味として古くから親しまれている。ここでは、スズキ独特の匂いもすっきりさわやかな食味としてくれる香草焼きの手順を解説していきます。
用意するもの(3人前)
○スズキ(50cm前後)一尾
○ニンニク 3つ
○タイム 4枚
○ローズマリー 4枚
○レモン 1/3個
○セルフィーユ 2枚
○ピュアオリーブオイル 大さじ2
○白コショウ 少々
○塩 適量
○エクストラバージンオイル 少々
調理1.塩を振って香草を詰める
スズキの腹の中に塩適量を振ってから、香草(タイムとローズマリー)を2枚ずつ詰める。火、味が入りやすくするために身の最も厚みがある部分へ表裏、縦(頭から尾の方向)に一本切れ込みを入れる。
調理2:フライパンで焼く
食べるときに表になるほうから焼いていく。焦げつかないように様子を見ながら必要に応じてオリーブオイルを足していく。このとき、焼き上がりは金串を刺して熱さで確認する。頭と尾の近くと2箇所でチェックすると綺麗に焼き上がってくれる。火は焼き目がつくまで強火で良い。
調理3:ひっくり返して香草をのせる
形を崩さないように注意してひっくり返す。残しておいた香草をのせ、少し日を弱めて焼いていく。スズキの周囲のオリーブオイルやスープを掛けると味が締まる。
調理4:仕上げて完成!
焼き上がったら皿に移し、塩、白コショウ少々を振って味を調える。レモン、セルフィーユを飾って、エキストラバージンオイルを回しかけて完成。
いかがでしたでしょうか?淡白でクセの少ない白身なので、刺し身や塩焼き、潮汁にムニエルなど多彩な料理が可能です。ナチュラムでは、釣った魚の料理レシピの公開中です♪さらに、シーバスを釣ってみたいと思った方には、釣り方を説明したページもありますので、よろしければチェックください!
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協力:ルアーマガジンソルト編集部